○国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学教員のテニュア・トラック制に関する規則
(平成31年4月1日北院大規則第2号)
改正
令和3年4月1日規則第19号
(目的)
第1条 この規則は、国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学(以下「本学」という。)における教員が、本学におけるキャリアパスの明示により、教育研究に対する意欲を高め、優れた教育研究を行う能力及びその資質の向上を図り、もって本学における教育研究の進展及び充実に資することを目的とする。
(定義)
第2条 この規則において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) テニュア 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学職員就業規則第18条に規定する定年まで身分を保有する権利をいう。
(2) テニュア・トラック制 この規則に基づき、任期満了時までにテニュア獲得に係る審査を行い、可とされた教員に対してテニュアを付与する制度をいう。
(3) テニュア・トラック教員 テニュア・トラック制により任期を定めて採用する教員をいう。
(対象とする所属及び職)
第3条 テニュア・トラック教員の所属及び職は、先端科学技術研究科、情報社会基盤研究センター、遠隔教育研究イノベーションセンター又はナノマテリアルテクノロジーセンターの准教授とする。
(任期)
第4条 テニュア・トラック教員の任期は、国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学教員の任期に関する規則別表に定める任期とする。
(テニュア・トラック教員の選考)
第5条 テニュア・トラック教員の選考は、教員の選考基準及び選考方法に準じて行うものとする。
(業績審査等)
第6条 テニュア付与の審査は、任期中1回のみとし、学長が別に定めるところにより審査を開始し、その結果を通知するものとする。
2 前項の審査においてテニュア付与を可とされた者は、審査決定後の直近の4月1日又は10月1日に教授へ昇任する。
3 第1項の審査においてテニュア付与を不可とされた者について、任期満了後の再任又は継続雇用は行わない。
(研究支援体制の充実等)
第7条 テニュア・トラック期間中の教育研究活動を円滑に進めるため、テニュア・トラック適用教員に対し、学長が定める期間、研究支援及び環境整備等に係る経費を支援する。
(雑則)
第8条 この規則に定めるもののほか、この規則の実施に関し必要な事項は、学長が定める。
附 則
この規則は、平成31年4月1日から施行する。
附 則(令和3年4月1日規則第19号)
この規則は、令和3年4月1日から施行する。