○新潟大学における研究インテグリティの確保に関する規程
(令和6年9月13日規程第44号) |
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(目的)
第1条 この規程は、新潟大学(以下「本学」という。)における研究インテグリティを確保するために必要な事項を定めることにより、国際的に信頼性のある研究環境を構築することを目的とする。
(定義)
第2条 この規程において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 研究インテグリティ 研究活動の国際化、オープン化に伴うリスクに対する研究の健全性・公正性をいう。
(2) 研究者等 教員、学生等本学において研究活動を行う全ての者をいう。
(学長の責務)
第3条 学長は、研究インテグリティを確保するための体制を整備するものとする。
(研究者等の責務)
第4条 研究者等は、自らの研究活動の透明性を確保し、説明責任を果たすため、本学の規程等に基づき必要な情報について開示を行うものとする。
(研究インテグリティ・マネジメント統括責任者)
第5条 本学に、学長の下で研究インテグリティの確保に係るマネジメント(以下「研究インテグリティ・マネジメント」という。)に関する業務を統括させるため、研究インテグリティ・マネジメント統括責任者(以下「統括責任者」という。)を置き、学長が指名する理事又は副学長をもって充てる。
2 統括責任者は、次に掲げる業務を行う。
(1) 研究インテグリティ・マネジメントに係る規程等の制定及び改廃の立案に関すること。
(2) 研究インテグリティの確保に係る要請等に関すること。
(3) 研究インテグリティ・マネジメントのための調査に関すること。
(4) 研究インテグリティの確保に係る教育研修に関すること。
(5) その他本学の研究インテグリティ・マネジメントに関する業務の統括
(研究インテグリティ・マネジメント連絡会)
第6条 本学に、研究インテグリティに関する情報の共有及び分析をし、本学の研究インテグリティを確保するため、研究インテグリティ・マネジメント連絡会(以下「連絡会」という。)を置く。
2 連絡会は、事務局各部長及び各事務部長をもって構成する。
3 連絡会に議長を置き、研究企画推進部長をもって充てる。
4 議長は、構成員が研究インテグリティの観点でリスク懸念情報を把握したときその他必要と認めるときは、連絡会を招集し、その情報を共有するものとする。
5 連絡会は、前項の情報を分析し、本学の研究インテグリティの確保のために必要があると認めたときは、統括責任者に報告するものとする。
(調査)
第7条 統括責任者は、研究インテグリティ・マネジメントに関する専門的な事項を調査審議させるため、必要に応じて調査チームを設置することができる。
2 調査チームの構成員は、統括責任者がその都度指名する。
(事務)
第8条 研究インテグリティの確保に関する事務は、関係部署の協力を得て、研究企画推進部において処理する。
(雑則)
第9条 この規程に定めるもののほか、研究インテグリティの確保に関し必要な事項は、別に定める。
附 則
この規程は、令和6年10月1日から施行する。