○北見工業大学大学院における日本学生支援機構第一種奨学金貸与者の奨学金返還免除候補者及び返還免除内定候補者選考に関する規程
(平成17年3月2日北工大達第9号) |
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(趣旨)
第1条 この規程は、奨学規程(独立行政法人日本学生支援機構平成16年規程第16号)第46条の規定に基づき本学大学院において日本学生支援機構第一種奨学金の貸与を受けた者のうち、在学中に特に優れた業績を挙げた者として推薦する奨学金返還免除候補者(以下「免除候補者」という。)及び入学年度に第一種奨学生として採用され、在学中に十分な成果を挙げる見込みがあるとし返還免除の内定候補者として推薦する返還免除内定候補者(以下「内定候補者」という。)の選考に関し、必要な事項を定めるものとする。
(選考委員会)
第2条 本学に、免除候補者及び内定候補者(以下「候補者」という。)の選考に必要な事項を審議するため、奨学金返還免除候補者及び内定候補者選考委員会(以下「委員会」という。)を置く。
(組織)
第3条 委員会は、次の各号に掲げる委員をもって組織する。
(1) 学長
(2) 学長が指名する副学長
(3) 大学院博士前期課程専攻主任及び各専修プログラム長
(4) 大学院博士後期課程各専攻主任
(審議事項)
第4条 委員会は、次の各号に掲げる事項を審議する。
(1) 評価基準及びその取扱いに関する事項
(2) 候補者の選考に関する事項
(3) 推薦する候補者の順位に関する事項
(4) その他委員会が必要と認める事項
(委員長)
第5条 委員会に委員長を置き、学長が指名する副学長をもって充てる。
2 委員長は、委員会を招集し、その議長となる。
3 委員長に事故あるときは、あらかじめ委員長が指名した委員がその職務を代行する。
(委員以外の者の出席)
第6条 委員会が必要と認めたときは、委員以外の者の出席を求め、説明又は意見を聴くことができる。
(免除候補者の業績の種類及び評価基準)
第7条 委員会は、免除候補者の選考に当たり、大学院における教育研究活動等に関する業績及び専攻分野に関連した学外における教育研究活動等に関する業績について、次の各号に定める業績の種類及び別表に定める評価基準により、業績を総合的に評価し、特に優れた業績を有する免除候補者を選考する。
[別表]
(1) 学位論文その他の研究論文
(2) 大学院設置基準第16条(北見工業大学大学院規程(平成16年北工大達第2号、以下「大学院規程」という。)第18条第2項)に定める特定の研究課題についての研究の成果
(3) 著書、データベースその他の著作物
(4) 発明
(5) 授業科目の成績
(6) 研究又は教育に係る補助業務の実績
(7) 音楽、演劇、美術、その他芸術の発表会における成績
(8) スポーツの競技会における成績
(9) ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績
(免除候補者評価の方法)
第8条 前条の業績評価に当たっては、貸与が終了した学生を博士前期課程及び博士後期課程ごとに区分し、候補者の選考を行う。
(内定候補者の業績の種類及び評価基準)
第9条 委員会は、内定候補者の選考に当たり、学部における成績(学部卒業時のGPA)等の業績を基に、別表で定める評価基準について十分な成果を挙げる見込みがある者を対象として、内定候補者を選考する。
[別表]
(候補者の決定)
第10条 学長は、委員会の議を経て、候補者を決定する。
(雑則)
第11条 この規程に定めるもののほか、この規程の実施に関し必要な事項は別に定める。
2 候補者の選考に関する事務は、学生支援課が行う。
附 則
この規程は、平成17年3月2日から施行し、平成16年度日本学生支援機構第一種奨学金採用者から適用する。
附 則(平成20年北工大達第49号)
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この規程は、平成20年4月1日から施行する。
附 則(平成20年北工大達第61号)
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この規程は、平成21年1月1日から施行する。
附 則(平成21年北工大達第14号)
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この規程は、平成22年1月1日から施行する。
附 則(平成22年北工大達第1号)
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この規程は、平成22年1月19日から施行する。
附 則(平成27年3月18日)
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この規程は、平成27年4月1日から施行する。
附 則(平成28年3月25日)
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この規程は、平成28年4月1日から施行する。
附 則(令和3年3月26日)
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1 この規程は、令和3年4月1日から施行する。
2 令和2年度以前の入学者を選考する組織は、改正後の第3条(3)の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附 則(令和4年4月1日北工大規程第33号)
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この規程は、令和4年4月1日から施行する。
附 則(令和5年1月11日北工大規程第49号)
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この規程は、令和5年1月11日から施行する。
別表(第7条・第9条関係)
特に優れた業績の種類及び評価基準
業績の種類 | 評価基準 |
1 学位論文その他の研究論文 | (1) 学位論文が大学院研究科委員会で高く評価され、特に優れていると認められること。 |
(2) 学会誌、学術雑誌への論文掲載 | |
(3) 学会賞、学術賞の受賞 | |
(4) 国際学会又は全国規模の学会で発表し高い評価を得たと認められること。 | |
(5) その他大学院研究科委員会で特に優れていると認められた業績 | |
2 大学院設置基準第16条(大学院規程第18条第2項)に定める特定の研究課題についての研究の成果 | 特定の研究課題についての研究成果の審査及び試験の結果が大学院研究科委員会で特に優れていると認められること。 |
3 著書、データベースその他の著作物 | 前2号に掲げる論文等のほか、専攻分野に関連した著書、データベースその他の著作物等が、社会的に高い評価を受けるなど、特に優れた活動実績として評価されたと認められること。 |
4 発明 | 専攻分野に関連した特許・実用新案等が優れた発明・発見として高い評価を得ていると認められること。 |
5 授業科目の成績 | (1) 修業年限の短縮が認められたこと。(大学院規程第19条第1項及び同条第3項) |
(2) 講義・演習等の成果として、優れた専門的知識や研究能力を修得したと大学院研究科委員会で高く評価され、特に優秀な成績を挙げたと認められること。 | |
6 研究又は教育に係る補助業務の実績 | リサーチアシスタント、ティーチングアシスタント等による補助業務により、学内外での教育研究活動に大きく貢献し、かつ特に優れた業績を挙げたと認められること。 |
7 音楽、演劇、美術、その他芸術の発表会における成績 | 教育研究活動の成果として、専攻分野に関連した国内外における発表会等で高い評価を受ける等、特に優れた業績を挙げたと認められること。 |
8 スポーツの競技会における成績 | 教育研究活動の成果として、専攻分野に関連した国内外における主要な競技会等で優れた結果を収める等、特に優れた業績を挙げたと認められること。 |
9 ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績 | 教育研究活動の成果として、専攻分野に関連したボランティア活動等が社会的に高い評価を受ける等、公益の増進に寄与した研究業績であると評価されること。 |