○帯広畜産大学における教育の自己点検・評価実施要領
(令和6年7月25日) |
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(目的)
第1条 この要領は、帯広畜産大学における内部質保証に関する自己点検・評価実施要項(以下、「自己点検・評価実施要項」という。)第8条の規定に基づき、教育(教育に関する施設・設備を含む)の内部質保証に係る自己点検・評価の実施に関し、必要な事項を定めることを目的とする。
(実施・責任体制)
第2条 自己点検・評価の実施責任者(以下「実施責任者」という。)は、教育担当副学長とする。
2 自己点検・評価を実施する組織は、大学教育センターとする。
3 教育の自己点検・評価項目、それぞれの自己点検・評価項目を担当する責任者(以下「担当責任者」という。)及び会議等は、別表1のとおりとする。
[別表1]
4 担当責任者は、担当する自己点検・評価項目に関し必要な活動を行う。
5 大学情報分析室は、自己点検・評価に必要な実績データを分析し、必要に応じて分析結果を大学教育センターに提供する。
(自己点検・評価の実施方法)
第3条 自己点検・評価は、原則として客観的なデータに基づき行う。
2 自己点検・評価の実施にあたっては、第三者等の外部からの意見(国立大学法人評価における評価結果で記載された意見、認証評価機関による大学評価における評価結果で記載された意見、設置計画履行状況等調査において付される意見等、監事からの意見、会計監査人からの意見及び経営協議会等の外部委員からの意見)を活用するとともに、関係部署と連携し、定期的に学生から意見を聴取し、自己点検・評価に活用する。また、意見聴取の内容、時期、方法等については別に定める。
3 実施責任者は、教育の自己点検・評価の実施に必要な事項を決定し、担当責任者に指示する。
4 担当責任者は、別表2及び3の項目に基づき自己点検・評価を実施し、自己点検・評価の状況を別表1の会議等において確認した上で別紙様式1及び2により実施責任者へ報告する。
5 実施責任者は、担当責任者から報告があった自己点検・評価の状況について、大学教育センター運営会議等において確認・検証し、運営戦略会議において統括責任者に報告する。
(自己点検・評価の実施時期)
第4条 自己点検・評価は、別表2の内容については毎年度、別表3の内容については7年に1度実施する。ただし、別表2で定める各項目の実施時期は必要に応じて変更できるものとする。
(自己点検・評価結果に基づく改革・改善の方法)
第5条 担当責任者は、自己点検・評価結果(第三者等の外部からの意見を含む。)に基づき、改善が必要と認められるものについては、改善案を策定し、別表1の会議等において確認した上で実施責任者に提出する。
[別表1]
2 実施責任者は、大学教育センター運営会議等において担当責任者から提出のあった改善案を検証し、運営戦略会議において統括責任者に報告するものとする。
3 実施責任者から報告を受けた統括責任者は、改善策を決定し、実施責任者に改善を指示する。
4 実施責任者から改善指示を受けた担当責任者は、改善を実施するとともに、その進捗状況、改善結果等を別表1の会議等において確認した上で実施責任者に報告する。
[別表1]
5 実施責任者は、担当責任者から報告があった改善の実施状況、改善結果等について、大学教育センター運営会議等において確認・検証し、運営戦略会議において統括責任者に報告する。
附 則
この要領は、令和6年7月25日から施行する。
別表1(第3条関係)
自己点検・評価項目 | 担当責任者 | 会議等 |
1.学部教育 | 教育支援室長 | 教育支援室会議 |
2.大学院教育 | 教育支援室長 | 教育支援室会議 |
3-1.教育に関する施設・設備(教育設備) | 教育支援室長 | 教育支援室会議 |
3-2.教育に関する施設・設備(図書館) | 附属図書館長 | 附属図書館運営委員会 |
3-3.教育に関する施設・設備(ICT環境) | 農学情報基盤センター長 | 農学情報基盤センター運営委員会 |
4.教職課程 | 教職課程運営委員長 | 教職課程運営委員会 |
5-1.リカレント教育(獣医学分野) | 獣医学分野推進室長 | 高度人材共創センター運営委員会 |
5-2.リカレント教育(農畜産分野) | 農畜産分野推進室長 | 高度人材共創センター運営委員会 |
6-1.学生支援(全体) | 学生・課外活動支援室長 | 学生・課外活動支援室会議 |
6-2.学生支援(留学生) | 留学生支援室長 | 留学生支援室会議 |
6-3.学生支援(障がいのある学生) | 特別修学支援室長 | 特別修学支援室会議 |
7.就職支援 | 就職支援室長 | 就職支援室会議 |
8.学部入試 | 入学者選抜方法研究室長 | 入学者選抜方法研究室会議 |
9.大学院入試 | 入学者選抜方法研究室長 | 入学者選抜方法研究室会議 |
10.入試広報 | 入試広報室長 | 入試広報室会議 |
別表2(第3条関係)
自己点検・評価項目 | 項目 |
1.学部教育 | 1.学生の授業評価(学部全体・満足度)
2.学生の授業評価(獣医・畜産・満足度) 3.卒業生の教育の満足度 4.卒業後の進路の満足度 5.教員のFD・SD参加率 6.学位取得率 7.学習基盤力の向上率(1年→3年) 8.学習専門力の向上率(3年→4年) 9.学生の管理運営参加状況 10.獣医師国家試験の合格率 11.学生のディプロマ・ポリシー達成度 |
2.大学院教育 | 1.修士学生の授業評価(カリキュラム満足度)
2.修士修了生のディプロマ・ポリシー達成度 3.修士学生の共同研究参加率 4.修士学生の学会参加率(学会発表率) 5.修士学生の予定年限内学位取得率 6.博士学生の授業評価(カリキュラム満足度) 7.博士修了生のディプロマ・ポリシー達成度 8.博士修了生の学術論文数(ファーストのみ)/人 9.博士学生の学会等での発表数/人 10.博士学生の予定年限内学位取得率 |
5-1.リカレント教育(獣医学分野)
5-2.リカレント教育(農畜産分野) | 1.市民開放授業(履修証明プログラム含む)科目数
2.市民開放授業(履修証明プログラム含む)受講者数 3.市民開放授業(履修証明プログラム含む)受講者の満足度 4.大学院における社会人入学者数 5.長期履修者の期間内学位取得率 6.履修証明プログラム開設件数 7.履修証明プログラム修了者数 8.履修証明プログラム修了者の満足度 |
6-1.学生支援(全体) | 1.留年率
2.休学率 3.退学率 4.学生相談室利用者の卒業率 5.経済的な理由による休学者 6.経済的な理由による退学者 7.学生生活の満足度 8.学生寮入居者の満足度 9.課外活動支援 10.経済的支援 |
6-2.学生支援(留学生) | 1.留学生支援 |
6-3.学生支援(障がいのある学生) | 1.障がいのある学生への支援 |
7.就職支援 | 1.就職・進学率
2..就職に対する満足度 3.就職ガイダンス等の実施回数 4.個別就職相談会の実施回数 5.会社説明会・業界研究会参加企業・団体数 6.キャリア関連授業の実施回数 7.就職学生のオープンカンパニー・インターンシップ経験率(学部) 8.その他の就職支援の取組み |
8.学部入試 | 1.出願者数(一般前期、獣医)
2.出願者数(一般前期、畜産) 3.出願者数(一般後期、獣医) 4.出願者数(一般後期、畜産) 5.出願者数(A推薦) 6.出願者数(B推薦) 7.合格者の得点指数(一般前期、獣医) 8.合格者の得点指数(一般前期、畜産) 9.合格者の得点指数(一般後期、獣医) 10.合格者の得点指数(一般後期、畜産) 11.合格最低点者の得点率(一般前期、獣医) 12.合格最低点者の得点率(一般前期、畜産) 13.合格最低点者の得点率(一般後期、獣医) 14.合格最低点者の得点率(一般後期、畜産) 15.受験率(一般前期) 16.辞退率(一般前期) 17.入試改善の取組(受験者アンケート) |
9.大学院入試 | 1.受験倍率(畜産前期)
2.受験倍率(畜産後期) 3.受験倍率(獣医博士) 4.学内出願率(畜産前期) 5.他大学出身の出願者数(博士前期) 6.社会人出願者数(畜産前期) 7.社会人出願者数(博士) 8.外国人留学生出願者数(博士前期) 9.外国人留学生出願者数(博士) 10.辞退率(一般前期) 11.入試改善の取組(受験者アンケート) |
10.入試広報 | 1.オープンキャンパス参加者数
2.オープンキャンパス参加者の満足度 3.オープンキャンパスの高校3年生参加者のうちその年度の出願者数 4.アドミッション・ポリシーの理解度 |
別表3(第3条関係)
自己点検・評価項目 | 項目(かっこ書きは大学評価基準の番号) |
1.学部教育 | 1.教育研究組織及び教育課程に対応した施設及び設備が整備され、有効に活用されていること(4-1)
2.学位授与方針が具体的かつ明確であること(6-1) 3.教育課程方針が、学位授与方針と整合的であること(6-2) 4.教育課程の編成及び授業科目の内容が、学位授与方針及び教育課程方針に則して、体系的であり相応しい水準であること(6-3) 5.学位授与方針及び教育課程方針に則して、適切な授業形態、学習指導法が採用されていること(6-4) 6.学位授与方針に則して、適切な履修指導、支援が行われていること(6-5) 7.教育課程方針に則して、公正な成績評価が厳格かつ客観的に実施されていること(6-6) 8.大学等の目的及び学位授与方針に則して、公正な卒業修了)判定が実施されていること(6-7) 9.大学等の目的及び学位授与方針に則して、適切な学習成果が得られていること(6-8) |
2.大学院教育 | 1.教育研究組織及び教育課程に対応した施設及び設備が整備され、有効に活用されていること(4-1)
2.学位授与方針が具体的かつ明確であること(6-1) 3.教育課程方針が、学位授与方針と整合的であること(6-2) 4.教育課程の編成及び授業科目の内容が、学位授与方針及び教育課程方針に則して、体系的であり相応しい水準であること(6-3) 5.学位授与方針及び教育課程方針に則して、適切な授業形態、学習指導法が採用されていること(6-4) 6.学位授与方針に則して、適切な履修指導、支援が行われていること(6-5) 7.教育課程方針に則して、公正な成績評価が厳格かつ客観的に実施されていること(6-6) 8.大学等の目的及び学位授与方針に則して、公正な卒業(修了)判定が実施されていること(6-7) 9.大学等の目的及び学位授与方針に則して、適切な学習成果が得られていること(6-8) |
3-1.教育に関する施設・設備(教育設備) | 1.教育研究組織及び教育課程に対応した施設及び設備が整備され、有効に活用されていること(4-1) |
3-2.教育に関する施設・設備(図書館) | 1.教育研究組織及び教育課程に対応した施設及び設備が整備され、有効に活用されていること(4-1) |
3-3.教育に関する施設・設備(ICT環境) | 1.教育研究組織及び教育課程に対応した施設及び設備が整備され、有効に活用されていること(4-1) |
4.教職課程 | 1.教育理念・学習目標
2.授業科目・教育課程の編成実施 3.学修成果の把握・可視化 4.教員・職員組織 5.情報の公表 6.教職指導(学生の受入、学生支援) 7.関係機関との連携 |
6-1.学生支援(全体) | 1.学生に対して、生活や進路、課外活動、経済面での援助等に関する相談・助言、支援が行われていること(4-2)
2.学位授与方針に則して、適切な履修指導、支援が行われていること(6-5) |
6-2.学生支援(留学生) | 1.学生に対して、生活や進路、課外活動、経済面での援助等に関する相談・助言、支援が行われていること(4-2)
2.学位授与方針に則して、適切な履修指導、支援が行われていること(6-5) 3.大学等の目的及び学位授与方針に則して、適切な学習成果が得られていること(6-8) |
6-3.学生支援(障がいのある学生) | 1.学生に対して、生活や進路、課外活動、経済面での援助等に関する相談・助言、支援が行われていること(4-2)
2.学位授与方針に則して、適切な履修指導、支援が行われていること(6-5) |
7.就職支援 | 1.学生に対して、生活や進路、課外活動、経済面での援助等に関する相談・助言、支援が行われていること(4-2)
2.学位授与方針に則して、適切な履修指導、支援が行われていること(6-5) 3.大学等の目的及び学位授与方針に則して、適切な学習成果が得られていること(6-8) |
8.学部入試 | 1.学生受入方針が明確に定められていること(5-1)
2.学生の受入が適切に実施されていること(5-2) 3.実入学者数が入学定員に対して適正な数となっていること(5-3) |
9.大学院入試 | 1.学生受入方針が明確に定められていること(5-1)
2.学生の受入が適切に実施されていること(5-2) 3.実入学者数が入学定員に対して適正な数となっていること(5-3) |